指導方針

指導方針

FC cuore 千葉では、さまざまなスポーツで応用の利く、基礎運動能力を身につけさせます。

「身体の使い方がうまい」「運動神経がいい」と言われるアスリート選手達に共通しているのが、

コオーディネーション能力に優れています。

FC cuore千葉では、運動神経や身体機能の発達が最も著しい成長期の子どもたちに、コオーディネーション能力とPNFCオリジナルのムービングストレッチ(商標登録)をベースにした、ストレッチ&トレーニングで動きづくり、身体づくりを行います。動きながら行う、動的(Moving)バランスを主とした、多関節を連動させるストレッチ&トレーニングで運動神経刺激、パフォーマンス向上を図ります。

POINT 1

基礎運動能力を高めます

運動学的観点・運動能力という側面から、特定のスポーツに絞って低年齢時に始めることは決していいことではありません。

重要なのは、さまざまな運動を満遍なく経験し、自分の身体を自分のものとして操作できる能力を培うことです。

当クラブでは、偏った運動能力の持ち主にならないように、基礎運動能力を徹底的に高めるためのトレーニングを行い、スポーツ万能な子を育てています!

POINT 2

コオーディネーショントレーニング

コオーディネーショントレーニングとは、一言で言うと『運動神経を創る運動方法』のことです。サッカースキルを高めるためには、基本的な運動能力が備わっていることが大前提です。

コオーディネーショントレーニングで、運動神経の『幅』を徹底的に広げます!

運動パフォーマンスのピークが早過ぎたり、ある年齢になったら伸び悩んだり、怪我や故障が増えてしまうことのないよう図のようなピラミッドの底辺を大きくしてあげることが我々の役目です。

今どきの子供たちが陥りがち
なのが、このパターンです↓↓↓

特定のスポーツの練習だけを幼児期・少年少女期にしていると、技術・スキルの一時的向上はあっても、前提にある運動経験が少なかったり、運動能力が低ければ、すぐに頭打ちになってしまいます。

そうならないためにも、さまざまな運動経験を幼児期・少年少女期に経験すること(土台づくり)により、後でのピラミッド底辺を大きくし、頂が大きくなるように!

POINT 3

PNFC TEC身体改革

運動パフォーマンスの向上、症状の予防と改善に効果の高いPNFC TECをベースにした、従来のストレッチにはない動きながら行う新しいトレーニング法を用いて、限りなく人間の自然な動きに近づけながら、運動パフォーマンスの向上及び、病にかかりにくい身体づくりを目的とします。

身体の柔軟性は怪我の予防と大きく関係しており、しなやかな動きができるようになれば、身体の扱い方、ボールの扱い方などが顕著に変化します。

POINT 4

ドリブル、ワンツー、コンビ、リフティング(浮き球)で破る技術の追求!!

1対1や2対2、人数バランスのいいとき、そうでないとき、試合の中ではいろいろな局面がありますが、その中で選手個々がもっている技術、アイディアを駆使してどう打開していくか。

相手と駆け引きしながら、抜く、交わす、キープする。

自分よりスピードがあるのかないのか、相手のフィジカル能力やタイプは?

相手の能力を早く感じとって、それを駆け引きに生かしていけるか。

最初に仕掛けたときに、そのまま抜けるなら抜けばいいし、こちらが抜きにかかるからこそ相手もそれを止めようとしてくる。

そこで帳尻を合わせてきたときに、じゃ、次にどうするか。

突破のドリブルからキープに切り替えたり、その逆を考えたり、こういう駆け引きをジュニア年代から沢山チャレンジし自分なりの抜けだすカラクリを身に付けていって欲しいと考えています。

局地戦を数多く挑む戦い方には、試合の中で大きなリスクを負いますが、育成を第一に掲げている以上譲れない大切な部分です。

試合の中で1つ勝てない原因になることがありますが、実践の試合の場でこそ、選手個々がもっている技術、アイディアを駆使して、ゴールを目指しゴールを奪うことによって大きな自信を得ることが出来ます。

高校やユースに進めば、オープンに展開するようなサッカーを自然としていくようになり、否が応でもパス比重が多くなることを考えると敢えて選手個々が好きなだけボールを持てる環境の推奨と提供こそが今の日本の小・中学生年代に必要なことなのではないでしょうか。

小中学生年代にパスを出せる選手、チームはいつでもパスを出せると思います。

しかし、パスを出せる状況で敢えてドリブルで仕掛けることによって、後々色々な選択肢や余裕が生まれ、それにより相手守備陣をじわじわと困らせることができます。

ドリブルで仕掛けることができず、選択肢としてパスしか無い、というチーム、選手は、相手の守備側はパスだけを意識すれば良いので、守りやすいでしょう。

18歳~22歳前後の年齢で活躍できる選手・大人になってもサッカーやフットサルを楽しめる選手になってもらいたいという観点からも、ドリブル、ワンツー、コンビ、リフティング(浮き球)で破る技術の追求にこだわりを持って指導しています。

POINT 5

多くの時間と失敗が必要

小中学生年代は将来のための土台作りの年代であるため、辛抱してテクニックを身につけさせることが何より大切です。

ボールを扱う技術が向上しなければ、レベルが上がっていったときに、必ず頭打ちになります。

言葉で『視野を広くしよう!』と子どもたちに声かけするのは簡単ですが、実際にその子が視野というものを感じられる技術を身に付けるためには、多くの時間と失敗の中で学んでいかなければなりません。

ボールを扱えない子は、ボールを扱うことに気を取られ、周りを見ることも次に何をするか考えることもできません。

よそが育成にかける1年はクオーレにとって3年。

ジュニア、ジュニアユース年代に結果を求めるのではなく、1年、2年先に成果が出るくらいに時間をかける必要があると考えています。

技術にもレベルがあり、どうやってより高い技術を求めていくか、とういうことが我々のチャレンジです。

現在の技術レベルは、どの程度の相手に通用するものなのか。

同じレベルのチームに通用する技術で満足するのではなく、相手守備陣形がうまくなかなかボールを持たせて貰えない厳しい相手チームから得点できる技術というのは、またレベルが変わってきます。

そういうものを見極め選手個々に要求し、追求していきます。

ジュニア年代からグループ戦術やチーム戦術が先走りし、置き忘れてしまった感のある個の技術。

「数的優位を作って、素早く攻めろ!」という前に、一人の力でどれだけ局面を打開できるか、どうか。

しかも偶然ではなく、必然に。

長年の指導経験から技術向上の向こうに選手個々のセンスが見えてくる。そう考えています。

ボールに沢山触ってセンス、感覚を身に付ける。ボールを自由に扱えて、伸び伸びプレーできる楽しさを伝えていきたい。

そこには時間との戦いという面は間違いなくあり、この年代だからこそやらなければいけないことだと考えています。