FC クオーレ千葉ジュニアユースチームの選手育成コンセプトについて
PNFC ステップで “ 自由自在 ” に操れる身体を手に入れる
日々のトレーニングの3分の1の時間では、ムーブメント (身体操作)に重点を置いたメニューを行っています。
これは、自分の身体としっかり向き合い、客観視できるようになることで、自分の身体の特性や課題(長所・短所)を把握することができ、怪我をしない身体作りに繋がると考えているからです。
「現代っ子」は、便利になった生活環境の影響もあり、身体面については関節などの可動域が狭くなりそれに伴う柔軟性の欠如から、自分の身体を思うようにコントロールすることができずにパフォーマンスが上がらずに伸び悩むことや、ひとつのスポーツに特化した動きの繰り返しによる怪我が多いように感じます。
特に、股関節、足首、肩甲骨、脊柱起立筋周りは物凄く硬い子が多い中で、現6年生が中学校3年間でもサッカーばかりやっている(偏った運動)と大きな怪我へのリスクが高まります。
中学3年間(クラブを卒団後の高校3年間も含めて)を怪我で棒に振らせたくはないので、10年間、クオーレ千葉で指導をお願いしている鈴木良昭コーチ(プロアスリート、競泳世代別日本代表選手、一般のお年寄り、子どもたちまで、幅広くコンディショニングを行なっている)による身体操作のトレーニングを行ってもらいます。
10年間、PNFC身体操作トレーニングを継続し、年々進化しながら継続して行っています。
トレーニングの流れは「PNFCストレッチ、ステップ、動き作り、ボールTR、ゲーム」と進んでいきます。
地道な積み重ねの継続こそが、自分自身の身体の土台(基礎部分)を大きく広げることになり、競技パフォーマンスの向上と怪我のリスクの激減に繋がります。
事実、自身の身体と日々真剣に向き合えば、自身の成長(変化)を肌で一番実感できるのは選手自身です。
柔軟性とモビリティを高めることでビックリするくらい動けるようになり、できることが格段に増えます。
新たな身体の可能性を広げるためにクオーレ千葉の選手たちの成長において、なくてはならないトレーニングです。
PNFC 動き作りトレーニングのご紹介
動画に出て来る中学生たちの半数以上は小学生時代、少年団出身の選手たちです。
新しい取り組みは、最初からできることはありません。日々、コツコツと継続していくことが大切です。
提示されたメニューを各自、自宅で時間を作り自主的に出来るかどうかが、勝負(成長)の分かれ目です。
特に、子どもたちにはストレッチの時間の中で自分自身の身体とのやり取り(身体と会話する)を大切にさせながら、サッカーに必要な身体の使い方=(イコール)ケガをしない身体作りの獲得を目指して、じっくり3年間、時間を掛けて自分と向き合い、自分の身体を大切にする選手になってもらいたいという事も狙いとしています。
PNFC 動き作りトレーニングのご紹介
やったことも見たこともないコーディネーショントレーニングがこの他にも沢山あります。
肩甲骨回しリフティング
上半身を使ったドリブル
JY試合動画
うちの選手たちの実力は、かなりまちまちなので、出会った当時から上手い子がより巧い選手に育っていくのも面白いですし、普通の子が上手い選手になっていくのも大好きです。